その時の自分の状態に気づき、向き合うことができるのが体操の時間

セラピスト｜50代

初めて体操をした時、
ただただ「痛い」としか思えませんでした。

1ポーズが長くて、長くて。
ひたすら痛みを我慢でした。

それなのに、また次回も参加しようとするのはなぜだろう？
自分でも不思議に思っていました。

体操教室に参加して何回目かの時、
すやまさんのサロンに向かっている途中で、
私のインナーがとても嬉しそうにしていることに気づきました。
アウターの私は「またあの痛みに耐えるのか」と足取りが重くなっているのに、
インナーはスキップしていました。
「だから参加してるのか」と腑に落ちました笑

本来の自分を生きると選択し、新しい環境に進むと決めた時、
今までは痛みしか感じなかったポーズで、
「気持ちいい」と感じることができました。

痛いのは体が硬いからと思っていたけれど、
そうじゃなかったんだ、この痛みは自分の心の痛みだったのかな、
めちゃくちゃ痛いということは、今までいっぱい無理や我慢させてたのか…
本当にごめんね。という気持ちになりました。

この日の体操が終わった後、いつもにも増して爽快感がありました。
痛みがどこから来るのかが、ほんの少しだけわかったからかもしれません。

今でも痛い方が多いし、1ポーズ5分キープはかなりキツイです。
「気持ちいい」と感じたポーズも、また痛みを感じたり、
その他のポーズで気持ちいと感じたり。

その時の自分の状態に気づき、向き合うことができるのが体操の時間。
今では少し楽しみになりつつあります。