スクール
2024.04.06
自分自身の心に丁寧に寄り添う
春本真由美です。
遅くなりましたが、3月のセラピストスクールの振り返りです。
3月20日春分の日に、セラピストとしてLa'cemara Friendsに載ることが決まっていたスクール生さん。
そのために、プロフィールを書いてもらっていました。
ですが、1度書いてもらっていたものをもう一度書き直してもらう事になりました。
なぜかと言うと、プロフィールに書いてある文章にはスクール生さんの沢山の痛みが出ていたからです。
プロフィールを書きながら色んな事を思い出し感情が勃発して眠れなくなったとも話されていました。
ということは、その当時の出来事がまだ癒せてないということです。
ふと、思い出す感情はまだ痛いということ。
アウターの私達は時間が経てばネガティブな感情は薄れてしまったように感じてるかもしれませんが、傷は癒えていません。
湧いてくるネガティブな感情があれば、まずはその感情に寄り添い感じきること、そしてなぜそう思うのか?を聞いていく事が大切です。
それは小さい頃の環境や状況が原因だったり、親との関係性が原因だったりと色々ありますが、自分の中にあるネガティブな感情に向き合うのは楽ではありません。
感じるとしんどいので、何か楽しい事で誤魔化していく方が簡単で楽チンです。
ですが、それをしてしまうと気づかせるために何回も同じような出来事が起きてネガティブな感情がわき、自分の中にある恐れに乗っ取られてしまいます。
そして、本来の自分が望む選択が出来ず、恐れの選択をしてしまうのです。
そうなると、本来の自分が望んでいるものとはかけ離れたことをやっていく事になるので、本来持っているエネルギーを正しく使えません。
それは自分らしく生きていない事になります。
なので、自分らしく生きて行くためには、自分の内側にある闇(恐れ)にフォーカスし受け入れ、癒し、学びにしていくことがとても大事なのです。
スクール生さんはプロフィールを書くことで自分の内側にあるネガティブな感情を思い出されたので、その痛みに寄り添い感じきって、どうして欲しかったのか、本当は自分はどうしたかったのかを聞いてもらいました。
そして、もう一度プロフィールを書いてもらいました。
書き直したものを見て、最初に書いたプロフィールには怒りやトゲトゲした感情が残っていた事に気づかれました。
スクール生さんが望んでいる、心穏やかな日常を過ごすためには、自分自身の心に丁寧に寄り添うことをコツコツとやり続けることが必要です。
コツコツしかありません。
それがスクール生さんの力となり本来持っている力を正しく使える事に繋がっていきます。
その本来の力を思い出し、これからお手入れで表現していってもらえたらと思います。