スクール
2023.04.30
自分に寄り添う
春本真由美です。
4月のお手入れのスクールのレポートです。
実技は足から背面をやりました。
背面の腰を揺らす所や腕を転がす所はどうしても力が入りやすいです。
元々、身体は勝手に動くようになっているので力を入れて動かす必要はありません。
ですが、動かないと思うように動いて欲しいので力で何とかしようとしてしまいがちです。
何とかして動かそうとするのはコントロールになってしまいます。
お手入れはただただ、その方に寄り添うものです。
その方に寄り添い、信頼し、良くなるきっかけを作ってあげるだけです。
腰を揺らすのは内側が整ってくるとスっと出来るようになった経験を私はしてますので自分を整えていきながら練習も頑張ってほしいなと思います。
座学ではこの1ヶ月に感じた事をお聞きました。
「怒り」に囚われた自分に気づいたそうです。
怒りの奥の感情は「悲しみ」です。
怒ってる1部のパーソナリティはどうして欲しかったのかを知る必要があります。
相手に怒りをぶつけるのではなく、なぜそんなに怒りの感情がわくのかを自分に聞いていくのです。
そこには必ず原因があるのです
自分のネガティブな感情をみていくのは楽ではありませんので、辛すぎて見てこなかったと話されていました。
ですが、自分の痛みを癒せるのは自分しかいません。
その痛みを受け入れ赦し、癒して光の方へと導いていくのは自分自身です。
痛みを感じるのはとても辛いですが、その痛みを楽しい事で誤魔化したり忘れようと蓋をしてもその痛みはなくなりません。
なので、その感情をまず感じきってあげることが必要です。
スクール生さんはいろんな事をキャッチ出来る方なので人の事が気になってしまい人の事を感じることに100%エネルギーを注いでしまうタイプの方です。
私もそうでした。
人にはやりすぎてしまうくらい気を使う事が出来るのに自分の事は全く気にかけてあげられてないのです。
目に見える他人よりも自分に意識を向けることは相当意識しないと出来ません。
これは日常から訓練していくしかありませんのでコツコツとやっていくのみです。
すぐに出来なくても諦めない。
やり続けることが大切です。
お手入れは人のサポートです。
人のサポートをするにはまず自分を満たし整えていくことからです。
自分に寄り添う事が出来なければ人に寄り添う事は出来ません。
まずは自分です。
「怒り」を感じさせるような出来事ばかりが起こるのはその感情の奥にあるものに気づいて欲しいからです。
しっかりそこを感じて自分の中にある痛みと向き合っていくことが必要です。
今までは感じないようにしてこられましたがこれからはしっかり向き合ってもらえたらと思います。
これからどのような自分に気づかれていくのか楽しみです。