スクール
2024.02.19
自分に寄り添い、大切にする
春本真由美です。
2月のお手入れスクールの振り返りです。
2回目の実技は前回の復習からやりました。
足首を回す手技のところでは力が入ってしまったり、足全体を流すところでも、ついつい圧がかかってしまっておられました。
触り方もアロマトリートメントができる方ですので昔習ったやり方で自然と手が動いてるようでした。
同じオイルトリートメントでもお手入れは全然違うものなので、ここは無意識をなくし、ついついやってしまうことを気をつけていかなければいけません。
私もそうでしたが、ほぐしたくなって無意識に力が入り圧がかかったり、動かそうとしたりしてしまってましたが、これは良くなって欲しい!という思いが強すぎてコントロールになっているんだなという事に気づきました。
お手入れは、その人の命そのものに寄り添っていくものです。
ガチガチな所があれば、それだけそこが頑張りすぎているだけなのです。
そこに寄り添いながら緩めていきます。
なんで、そんなに頑張ってるのかな?
頑張らないといけない理由があるんだね。
というだけです。
その状態を受け入れて、ただただ寄り添うことをしていきます。
スクール生さんは人を助けてあげたいと思ってしまいがちな方です。
色んな事に目がいってしまい、それで疲弊してしまいます。
人を助けてあげたい、楽にしてあげたいと思ったら自分はどうなのかな?と自分に目を向けてあげることを忘れないでねということをお話しました。
人の痛みがわかるので何とかしてあげたいと思ってしまうのはめちゃくちゃわかります。
ですが、それは人の痛みに反応している自分がいるということ。
自分が痛いのです。
私は優しさだと思って人にやっていた事が、自分の痛みだったんだと気づいた時は衝撃でした。
人の痛みが自分の事のようにわかると何か助けてあげたくなっていましたが、実は自分がそれほどの痛みを抱えていたのだということ。
しかも自分のその痛みを無視して人の事しか考えてなかったんだなと気づいた時は、なんて自分にかわいそうな事をしてきたんだろうと思いました。
師から学んだことは、
自分に寄り添い、大切にすることが出来なければ、他者に寄り添う事は出来ません。
その人の中にあるものしか出せないのだから。
ということです。
まずは自分です。
自分の痛みと向き合い寄り添い癒していくことで、スクール生さんが元々持っている大きな愛を正しく使えるようになるのだと思います。
コツコツしかありません。
自分の為にコツコツやってる事は、のちに人に循環させていくことが出来るようになります。
まず自分の為に頑張りましょう!