スクール
2024.09.17
本質の自分を生きる悦び
春本真由美です。
8月のお手入れスクールの振り返りです。
平日クラスの方と土曜日クラスの方、共にお手入れがすごく変化しておられました。
土曜日クラスの方は最後の手技までいったのですが、最後の手技をしてる姿を見た時、とても美しく見えたのです。
少し笑みを浮かべながら優しさが溢れており、光が差しているかのように見えました。
これがスクール生さんの本来の姿なんだなととても感動しました。
そう感じていたら、実技が終わった後にスクール生さんが「楽しかったー!」と言われました。
こんな風に言われたのは初めてでした。
だから私はこの方の本来の姿を感じられたのだなと思いました。
平日クラスのスクール生さんは、驚くほど手技が上手くなっておられました。
タッチがすごく変わっていて軸もしっかり取れるようになられていました。
モデルの陶山さんも驚いていました。
なぜこんなに変わったのかなと思ったら、この1ヶ月自分に意識を向ける事を心掛け、日常生活を丁寧に過ごすことを徹底してやっていたそうです。
スクール生さんの旦那さまも本来の自分を生きるスクールに通われてますので、2人で丁寧に過ごすことを心掛けてお互いにチェックしていたとの事でした。
「丁寧に」を意識すると、普段なにげなくしている事がとても雑で、もの凄い音を出していたことに気づかれたそうです。
こんなに大きい音を立ててたんやと、自分でもびっくりしたと言われていました。
スクール生さんはトイレ掃除を毎日とても丁寧に綺麗にされているそうですが、トイレの蓋を閉める時にバンっ!と閉めていた事に気づかれ、いくら丁寧に掃除をしてピカピカにしていても最後のバンっ!で全てが台無しになるなと思ったそうです。
お手入れスクールでお伝えしているのは、とにかく所作を丁寧にということです。
一瞬の身体の触れ方でも雑になれば、それがお客様に伝わり、それまで丁寧にしていた事が台無しになってしまいます。
その一瞬は、その時だけ意識していても出来なくて、やはり日常生活が全てです。
その事を頑張っておられたので、お手入れの手技が驚くほど丁寧になっていたのです。
この1ヶ月はあまり練習は出来なかったと言われていたのにです。
やはり、お手入れは技術ではなく在り方なのです。
この方は30年皮膚の痒みでお肌が荒れておられましたが、お手入れの練習をした後は手がすごくフワフワになって神々しく見えるそうです。
お手入れではオイルを使いますが、娘さんに練習させてもらう時に服の上からされた事があったそうですが、それでも手が綺麗になって傷が治ると言われてます。
私は4年前からこの方のお手入れをしているのですが、本当にどんどん手が柔らかく綺麗になっておられます。
30年もの間、皮膚のトラブルで悩み、食べものや着る服、薬を使わない自然療法など、色んな事を学ばれ実践されてこられました。
ですが、マシになる事はあってもここまで綺麗になる事はなかったようです。
それが、本来の自分を生きるスクールで学ばれるようになってお肌が落ち着いて来られ、お手入れのスクールでお手入れをやりだすと、どんどん手が美しくなり本来の状態に戻りつつあります。
本来の自分を生きるということを選択すると、こんなにも身体が変化していくんだということを私も見せて頂いてます。
平日クラスのスクール生さんも土曜日クラスのスクール生さんも、いろんな不安や恐れと向き合いながら頑張っておられます。
時にはネガティブなものに飲み込まれる事もありますが、私もお手入れスクールの時に感じた心の奥底から湧いてくる悦びを感じたからこそ、現在があります。
スクール生さん達は素晴らしいお手入れをされますので、これから何があっても今回実技の時に感じた悦びを決して忘れないように、光を見失わないように、とお伝えしました。
本質の自分を生きる悦びを感じられることが、本当の心の豊かさに繋がるのだと思います。
これからも共に頑張っていきましょう。