スクール
2023.11.17
意志の力
春本真由美です。
11月のお手入れスクールのレポです。
実技は復習しながらタオルワークをやっていきました。
所作を丁寧にすることが大切なので、タオルワークも無駄な動きのないようにしていきたいところです。
ここもやはり日常が出てくるところです。
家で雑にモノを扱っているとふとした所で出てきたりします。
雑にやってるつもりはないと思うのですが、それが日常では普通になっているとついついやってしまいます。
私もそんな事だらけでした。
丁寧にというのは日常からやっていないとボロが出ますので日常から在り方を心掛けていくのみです。(私もです。)
手技で力が抜けないのにも原因があります。
力で何とかしようとしてコントロールしようとしてしまうのです。
私も最初の頃は力が抜けず、良くなって欲しいという思いがコントロールしている事になるんだと気づきました。
お手入れでは、ただただその方に寄り添うことをしていきます。
力は何もいりません。
ここも内側と向き合っていくことで手技が変わってきます。
在り方全てが現れるお手入れですので、自分を整えていくことでより良いお手入れが出来るようになります。
10月はスクール生さんとウラ活に行きました。
ご先祖さまのお墓参りでした。
スクールに来られた当初から、かなりご先祖さまに対しては色々あるとお話されていました。
スクールが進むにつれてご先祖さまのお墓参りに行く必要があるとキャッチしたので、そのお話をしたら、ご本人もそのように感じておられましたがお墓がどこにあるかも分からない、と言われました。
とにかく、1度調べてみてもらってもいいですか?とお願いしました。
1度はやはりわかりませんでした、と言われましたがもう少し調べてみてもらってもいいですか?とお願いしたところ、分かったとの事でした。
諦めずに調べてもらったからこそです。
誰もお墓参りもしてないだろうし、お墓がどうなってるかわからないと話しておられた事もありましたので、どこにあるかわかって本当に良かったと思いました。
そして、行ってみるとお供えがされてあり、きちんと守られていました。
お供えもつい最近のもののようでした。
ご先祖さまはとても喜んでくださって歓迎してくれているように私は感じていました。
スクール生さんもそのように感じておられたようで、今まで思い込んでいたものが解けていき涙を流されていました。
そして、そこの住職さんが出てきてくださって色々お話をしてくださってたのですが、その住職さんがスクール生さんのお父さんそっくりだったのです。
私は後で聞いて写真を見せてもらいましたが本当にそっくりでした。
これにも何かメッセージがあるのだろうとスクール生さんも感じておられました。
お墓参りとウラ活もしたのですが、やはりとても感覚が素晴らしくてスクール生さんも「ウラ活ってすごいですね。」とすごく感じたものがあったようです。
このウラ活の時に感じられたものが、とても静かで穏やかで、私はこれを感じたかったんだなと思われたそうです。
お墓は遠い所にあったので飛行機とレンタカーとで移動していきましたが、この時間さえも心地良く感じていたそうです。
本当に心から満たされる感覚を味わう事が出来たようです。
ご先祖さまウラ活の後の11月のお手入れスクールでしたので、今回お墓参りに行ってみて分かったことを整理してもらいました。
スクール生さんはずっと思い込んでいたご先祖さまや親戚との関係性は、行ってみたら全く違っていたということを知ることが出来ました。
スクール生さんの中にあった傷みは今回のウラ活でかなり癒されていました。
今回の経験で、こうに違いないという真実ではない思い込みや先入観で自分の中の闇を大きくしてしまってたこと、行ってみないとわからない、やってみないとわからない事が沢山あるという学びがあったのではないかと思います。
スクール生さんのこれからの人生も同じです。
やる前から諦めるのではなく、やってみることです。
何があっても諦めない「意志の力」を持って、自分のために頑張ってもらえたらと思います。