スクール
2024.07.05
日常が全て
春本真由美です。
お手入れスクールの振り返りです。
5月からスタートされたスクール生さんが先日2回目のお手入れスクールを終えました。
1回目の実技の時は軸がなかなか取れず、力も抜けず、自由に動かすという事が難しいようでした。
お手入れは基本、最終流す所は決まってますが、手をどんな風に動かすのかは自由です。
この自由にしていいよという事が、どうしたらいいのかわからない、これで正しいのか?と気になってしまったようでした。
私もそうでしたが、常に他人軸でしたので他人に合わせる事しかしてないと好きなようにしていいよと言われると、どうしていいのか分からないのです。
そして、それが合ってるのか?変なことしてないのか?と人の目を気にしすぎてしまうのです。
初めての実技でとても緊張されていたのですが、私にどう見られるのだろうという事が気になっていたと話されていました。
それくらい人の目を気にしてしまってるんですねと気づかれてました。
そして、お手入れは日常が現れます。
ちょっとした手の動かし方、手の置き方、身体の触り方、タオルワークなどにも日常が現れます。
日常で雑にやってる事はお手入れにも出てしまいます。
スクール中もモデルさんの足の持ち方が雑になっていて大笑いしました。
スクール生さんは無意識にやっています。
それくらい日常の在り方が出てしまうのです。
スクール生さんは日常の中でふとした行動が雑な所があるなと感じておられました。
お手入れしている時だけ丁寧にする事は出来ません。
全て日常の在り方です。
なので、日常生活の中での所作も意識して過ごされるのではないかと思います。
旦那様で練習したら爆睡されたようです。
順番を覚えてなくても、動きがあやふやだとしても、お手入れをする役割のある方は身体に触れるだけで気持ち良いと感じてもらえるはずです。
お手入れしている自分も気持ちよくなるように、お手入れしていけるようになりますので頑張っていきましょう。
これからどんなお手入れをされるのかとても楽しみです。